赤ちゃんの
頭のかたち外来

赤ちゃんの頭の歪みの原因の診断と
ヘルメット治療を行っています。

赤ちゃんの頭の歪みが気になったら

赤ちゃんの頭が左右対称ではない、後頭部が平らな気がする…。
といったお悩みではありませんか?

何かの病気なのか、検査をした方がよいのか、治療しなくてもよいのか、
後悔しないように今できることをやってあげたい…
とお考えのご家族様はさまざまな疑問をかかえておられることと思います。

頭位性斜頭・短頭(むきぐせによる変形)と診断された場合は、
自由診療でヘルメット治療が選択できる場合があります。

ヘルメット治療について

知ってほしい

最適な治療開始時期は
生後4~6か月ごろ

首がすわる前の生後3ヶ月ころまでに来院してください。
その歪みが頭蓋骨の病気によるものかを判定する最も重要です。
病的な原因がないかどうかは首が座る前に調べておくと安心ですし、
ヘルメット治療を選択すべきか考える時間的余裕が生まれます。

ヘルメット治療開始時期は首が座ってから生後6ヶ月までが最適です。
そのうち治ると自己判断せずに、早めの受診をお勧めします。

経験豊富

赤ちゃんの頭専門の医師が
歪みの原因を診断します。

当院では赤ちゃんの頭の手術経験のある医師が歪みの原因を診断します。
当院の院長は月に1回程度東京赤坂にある赤ちゃんの頭のかたちクリニックで、たくさんの赤ちゃんを診療し、最新の情報を取得できるよう研鑽を積んでいます。科学的根拠やこれまでの経験をもとにできる限りご理解いただけるように説明いたします。

医師紹介

選べて安心

複数のタイプ
のヘルメットを採用

当院では、ミシガン式頭蓋形状矯正ヘルメット、リモベビー、プロモメット、ベビーバンドといった複数のタイプのヘルメットを取り扱っています。
頭蓋矯正の効果はヘルメットの種類によらず同等とされていますが、各ヘルメットにはそれぞれ異なる特徴があります。赤ちゃんとご家族に最適なヘルメットをお選びいただけるよう、詳しくご説明いたします。

ヘルメット治療の流れ

  • 保険診療

    1
    初診検査・適応診断
    (生後3ヶ月ごろまでに)

    歪みの原因診断と病気の除外・歪みの程度(治療が勧められるレベルかどうか)を
    とりあえず知りたいというご家族は、保険診療となりますので一般外来を予約してください。

    ※ヘルメットの説明はありません。

    ※レントゲンや超音波などの検査が必要な場合
    があります。

  • 自費診療

    2
    ヘルメット相談
    (生後5ヶ月ごろまでに)

    ヘルメット治療の適応があると判断できたら、
    治療の効果や、各ヘルメットの特徴等をくわしく説明いたします。ヘルメットをするとどこがどうよくなるのか、どのタイプのヘルメットを選べばよいのかなど科学的根拠や経験をもとにできる限りご理解いただけるように説明いたします。十分にご納得のうえご同意を頂けましたらヘルメット治療を開始します。

    3
    ヘルメット作成

    3Dスキャナーで頭蓋のデータを取得してヘルメット作成します。

    4
    ヘルメットの装用開始
    (生後6ヶ月ごろまでに)

    約2~3週間でヘルメットが完成します。
    約3ヶ月~6ヶ月、1日23時間装着します。

    5
    定期的な診察

    毎月ご通院いただきながら、頭の状態の確認を行います。

    6
    治療の終了

    3Dスキャナーを使用し、再度頭の形を確認します。
    治療レポートは後日郵送します。

取り扱いヘルメット

2分割型ヘルメット

ミシガン式頭蓋形状矯正ヘルメット、リモベビー、プロモメット

頭蓋形状矯正ヘルメットは赤ちゃんの頭の平坦な部分に空間を作ることにより、その部分の成長を促すように設計されています。
そのため変形が重症であればあるほどより頭が大きくならなければ形態の改善が得られません。すなわち、重症度が高ければ治療期間が長くなるということです。赤ちゃんの頭は全体に大きくなりながら矯正されてゆくため、赤ちゃんの頭の成長に合わせてヘルメットを変形させてゆくことが必要です。

当院が採用する2分割型ヘルメットは前後方向へ、ヘルメットを拡大してゆくことができるだけでなく、頬部や襟足、耳周りの形態を微調整することが可能です。このような柔軟性のあるヘルメットだから長期間の装着が可能になります。

また、ヘルメットの形状を一から作成するのは専門の研修を受けた医師です。それぞれの赤ちゃんの月齢や頭のかたちを考慮して専用のソフトを使ってヘルメットを設計します。このように頭のかたちのスキャン、ヘルメットの設計、治療時の微調整など医師が直接関わる部分がとても多いのがこれらのヘルメットです。

ミシガン式頭蓋形状矯正ヘルメット

プロモメット

リモベビー

ベビーバンド

ベビーバンドは2分割型ヘルメットと違いヘルメットのシェル(硬い部分)を調整する必要がありません。
短時間の外来受診や短期間の通院で治療を終了したいご家族のためにより安価で治療をできるようにしました。

ベビーバンド

詳しくは各メーカーのホームページをご覧ください

ヘルメット治療の費用

ヘルメット治療を積極的に考慮しているご家族は赤ちゃんの頭のかたち外来の予約枠での受診をお勧めします。
自由診療となり、料金は下記の通りです。

※当院は混合診療(保険診療と自由診療の併用)は
行っておりません。

ヘルメット相談のみ 5,500 円(税込) 重症度、ヘルメットの効果や各ヘルメットの特徴等
をくわしく説明いたします。(20分まで)
相談再診(10分程度) 2,750 円(税込) ヘルメット治療を行うか検討中の方の再相談や
治療の適用判断の再確認など
プロモメット
ヘルメット + 治療費用
55 万円(税込) ヘルメットがサイズアウトしなければ、治療期間最長10ヶ月
(山口装具士が東京から出張する日があります)
リモベビー・ミシガン式
ヘルメット + 治療費用
46.2 万円(税込) 治療期間6ヶ月
(6ヶ月以降 税込1.1 万円/回)
ベビーバンド
ヘルメット + 治療費用
33 万円(税込) 治療期間約3ヶ月 
装着後受診3回まで
(4回目以降 税込1.1 万円/回)
治療前検査 実 費 レントゲンあるいはエコー検査